Northstar Campground その３
キャンプ最終日、すっきり晴れていた。
これなら乾燥撤収できそうだった。
テントも車も灰まみれ。
たき火のせいかなと思ったけど
オレンジ色の粉もあったので
花火の灰かもしれないなと思った。
テントの周りは日陰が少なく
乾燥にはいいけれど、日差しが強くて
かなり暑かった。
がんばって撤収。。
帰り道はきもちいい青空。
キャンプからの帰り道、私は寄りたいところがあった。
Tandy Leather
https://www.tandyleather.com/en/
レザークラフト用の材料を見に行きたかったのだ。
マサチューセッツにあるんだけど
うちからは車で30分と、ちょっと気軽でなかったし
ちょうど帰り道にあったので。
車のナビに騙されながら、なんとかたどりついたその場所は
とても不思議な雰囲気のところだった。
昔は発電所か何かだったのかな？という感じ。
駐車場には車がたくさん停まっているのだけれど
中には人の気配はなく、閉まっているお店がたくさん。
めざすお店は開いていた。
目当てのものを購入し、出てきたら
なんだかすごく時間が経っているような気持ちになった。
あの建物の中、時間の進み方が遅いんじゃないか？
とにかく無事に帰宅できた。
今回のキャンプで学んだこと。
ガスのランタンはいらない。
夜遅くまで明るいので、テントの中で使う電気のランタンがあれば十分。
大きい椅子はいらない。
テーブルと椅子がセットになったものが置いてあるので
テント前室で使う小さいタイプの椅子があれば十分。
あと何回キャンプに行けるだろう。
Northstar Campground その２
次の日の朝、雨は上がっていた。
夜中はびっくりするくらい雨が降っていたが
そのせいもあってか、冷え込むことはなく
夏用寝袋に、半袖短パンでOKだった。
子どもたちは暑がりなので、寝袋を広げて
掛け布団のようにして寝ていたけど
寒くなかったようだ。
日本ではGWにいつもキャンプに行っていたが
その時は相当寒かったので意外な気がした。
朝起きて、コーヒーを飲みながらぼーっとしていると
いろんな鳥が行ったり来たり。
そのときびっくりしたことがあった。
トンボが来た！と思ったら
なんとそれはハチドリだったのだ。
隣のタープの下のランタンに留まりそうにホバリングしながら
飛び去って行った。
本物を見たのは初めてだったので、とても驚いた。
昨日の雨がうそのようにいい天気になっていた。
スイミングポンドがあるというので、水着を持ってきていたが
子どもたちはちょっと見に行ってみて入りたくないと思ったようだった。
きれいに見えるけど、近くで見ると泳ぐには微妙。。
毎日夜7時から魚のえさやりやってるくらいだからね。
魚もたくさんいるんだろうね。
昼間はMt. Snapee State Parkに出かけてみたけど
入場料が一人5ドルとのことだった。
中を覗いてみたら、泳いでいる人がいるのは見えたけど
他に何ができるかわからなかったので入るのをやめた。
で、代わりにやってきたのがこちら。
ハイキングができそうだと思って。
駐車場はなくて、入り口付近の道端にみんな車を停めていた。
長袖長ズボンってわけじゃなくて半袖に短パンの人が入っていっていた。
マダニが気になるなあと思いながらも
一応虫よけをふって、うちも出発。
しばらく行くと、道がなくなった。
なんとなく、なんとなく、それっぽいところを歩いていたけど
それにしても道がない。
グーグルマップで見てみると、川沿いに行けばよさそうだったけど
到着にはまだまだかかりそうだったので
諦めてそこで引き返してきた。
道はなかったけど、とても気持ちいいところだった。
帰り道、入り口近くで2組ほどとすれ違った。
みんな軽装だった。
ふと気が付くと、入り口からわりとすぐのところに
小さな目印があるのを見落としていた。
手のひらほどの大きさの看板に矢印が書いてある。
昨日の雨で川ができていて、それを横切って行かなければならないようだった。
かなり最初の段階で、道を間違えていたことになる。
ふう、引き返してよかったよ。
帰りにShaw'sで買い物して、アイス買ってすぐ食べて
JOB LOTで虫よけキャンドル買って帰った。
その日はシャワーを使った。
コイン式でクオーターが必要。
そのためにJOB LOTでお釣りをクオーターにしてもらってきたのだ。
男子なら1枚で足りたようだが、
私は2枚必要だった。
きれいかと言われると、きれいではないけど
嫌な感じもしない。
地元の市民プールのシャワーって感じがした。
夜は、ごはんの後でキャンプ場の花火大会。
おっちゃんがテントごとに告知して回っていた。
後でわかったけど、そのおっちゃんは花火師のようだった。
花火はパビリオンの横の広場から上げていた。
日本でよく見る「どーん」という音ではなく
「ぱん、ぱん」という軽い音だったけど
距離が近いので、迫力はすごかった。
すぐ隣のキャンプ場でも花火を上げていたけど
こっちのキャンプ場の花火が断然すごかった。
花火が大好きな私はその日は満足して眠った。
晴れていたからか、ちょっと冷え込んで
前の日よりは寒くて、フリースを着て寝た。
蛍を見に行こうと思っていたのに
思ったよりビールが進んで、くっと寝てしまった。
Northstar Campground その１
独立記念日前が連休だったので
キャンプに行ってきた。
思いついたのが遅かったので、近くはどこも予約でいっぱい。
結局予約できたのが Northstar Campground というところ。
ニューハンプシャーにある。
うちから2時間ちょっとで着く予定。
この日は午後から雨の予定。
急がねば。
とにかく、テントを建てないと！
天気予報では、14時から雨だったけど
なんとなく雨の予報が後ろにずれていき、到着したときはまだセーフ。
無事にテントを建ててから、食材の買い物へ。
マーケットバスケットまで車で20分くらい。
でも、実はもっと近くにShaw'sがあるのがわかったのは次の日のこと。。
夕食はBBQにしようと思っていたけど
雨がどうなるかわからないので
缶詰のクラムチャウダーと、お肉を買った。
あとはビール。
ニューハンプシャーはお酒が安いのだ。
買い物していたら、携帯電話に緊急速報メール！
このエリアに洪水警報が出ているとのこと。
まだ雨は降っていないけど急いで帰路に。
高台なのでさすがに洪水は大丈夫かなと思ったけど、どうだったんだろう。
今にも降り出しそうな空の下
強引にBBQを開始しました。
お米を忘れてきたけど、時間もなかったし
まあ、いいやということで
お肉とお野菜を焼いて食べた。
うちのサイトはYだった。
http://northstarcampground.com/pdf_files/ns-map4.pdf
隣のKにラテン系のグループ、5家族くらい？が
大きくテントやタープを張っていた。
すごくうまい具合に、ロープを使っていて相当慣れている様子。
常にラテンの音楽が流れていて、ZUMBAが好きな私にはいい感じ。
見ていると、ひとりの兄さんがかなり太い目の木を片手に歩いてきた。
よく見ると、もう片方の手に斧！
シートの四隅をロープであちこちひっかけただけのタープの中央に立てていた。
いいか悪いかは別として、ワイルドだなと思った。
その斧でがんがん薪割りもやっていた。
ちなみにうちの両隣XとZは空いていて
VとWにキャンピングカーとテントがあった。
サイトに水道がついているけど、
本当に水道の栓だけで、流し台はない。
使った食器はさっと水で流して
ウエットティッシュでふき取った。
キャンピングカーの人は、水道の栓にホースをつないでいた。
きっと車の中で水が使えるのだろう。
もちろん電気も供給していた。
一番近くにあったトイレはパビリオンの横だけど
そこは工事現場においてあるような仮設トイレで、もちろん水洗でもない。
電気もないので夜は真っ暗。
でもオフィスの裏と、橋を渡ったところにあるトイレは
電気もついていたし、水洗できれいだった。
ごはんの途中で蛍が飛んでいるのに気が付いた。
近くに川があるからかな。
飛んでいたのは２・３匹だったのだが
川の方へ行けばもっとたくさんいるのかな。
見に行きたいなと思った。
そうこうしているうちに雨が降り出した。
雨はだんだんと強くなり
かなり強い土砂降りになった。
その日はシャワーに行くのはあきらめた。
ネット接続不良解決まで
ネットの接続が非常に不安定であった。
ときどき、ヤフーなんて見られなくなっていた。
いつまでもグルグルが出た挙句、接続できませんと来たもんだ。
夫がプロバイダーに連絡してくれたが
どっか線がつながってないんじゃないの？とか
電源を入れなおしてみてよとか
そんなの全部確認済みなんやー！！
1か月ほど前には電源の抜き差しを繰り返し、奇跡的に回復していたが
今回はもうそれもアウトっぽい。
ていうか、うちの問題じゃないでしょうよ。
結局、ルーターが問題だと思うから
新しいのを送りますって言われた。
で、一週間ほどして（ここも時間かかる！！）
ルーターが届いたのだが
新しいのに置き換えたところで
どうにもなってない。
またプロバイダーに連絡したら
翌々日にテクニシャンが訪問しますとのこと。
アメリカにしては早いじゃん！しかも日曜日！
で、プロバイダー側の問題ならチャージはしないって。
そりゃそうだし、うちもそこは自信あるわ。
はてさて当日。
8時半から11時半と聞いていたが
9時ごろに「10時前後に行きます」との連絡。
ほぼ時間通りにプロバイダーのおっちゃんはやってきた。
まず、靴を脱いでとお願いしたら、脱がないとのこと。
靴のカバーはないの？と聞いたら、ないとのこと。
めっちゃ嫌やけど、土足で上がってもらって
ネットが遅いことをアピール。
パソコンが古いんじゃないの？とか
ほんとはつながってないんじゃないの？とか
失礼なことを言っていたけど
まあ、それは確認せなあかんしな・・・。
うちの部屋の斜め前に関係者しか入れない機械室みたいなのがあるが
そこをアパートのオフィスに開けてもらわないといけないと言う。
せやけど日曜日はオフィス閉まってるねん！
やっと来てくれたのに、しかも日曜日に。
それが裏目に出るとは。。。
しかし、おっちゃん、のしのしと部屋を出ていき
なぜかその機械室の部屋を開錠した模様。
夫が言うには、「多分ええかげんな鍵やねんで。。」
その部屋の中で、うちのルーターをつなぐと、
ちゃんとネットにつながってる。
速度も十分！
ということで、ルーターは問題なく
機械室から、うちの部屋までのどこかに問題があるということになった。
ドライバーで壁のコンセントカバーを外し、その中のハブみたいなものを
チェックしているおっちゃん。
私、英語よくわからないんだけど
「・・・cut up・・・」って聞こえた！
なにそれ！？
最終的にはそのハブみたいな部品を交換して終了。
接続できてるし、速度も問題なし。
所要時間は1時間ほど。
前にテレビが映らなくて、同じ会社の人に来てもらったときは
なんだかんだと2時間かかったらしいので
今回は速くてよかったと夫が言っていた。
同じアパートの人の話では
うちと同じプロバイダーで、引っ越ししていった人の線を外す代わりに
外されていたとか、
別の家につながれていたとか
信じられないようなことがしょっちゅう発生しているらしい。
アメリカでは人の差が大きいとは言うけど
こういうところ、どうにかしてほしいわ。
能力というか、不注意すぎるやろ！！
謎の会話
次男は先日5年生で卒業した。
こちらに来てほぼ2か月。
でも、優しいお友達に助けられて楽しく生活できた。
幸か不幸か、次男の同級生には日本人男子がいなかった。
女子は一人いたかな？
あとは日本語ペラペラハーフ男子と
日本語を理解はするけどペラペラではないハーフ女子。
この子が同じクラスだった。
最初本当にいろいろ助けてもらったらしい。
でも、やっぱりこのくらいの年だと
男子と女子は一緒に遊ばないらしく。
普段は黙って男子と遊んでいたらしい。
アパートに大きな庭があり、そこでよく子どもたちは遊んでいる。
敷地内で、車も来ないところ。
勝手に子どもが出てきて、勝手に遊ぶって感じ。
そこで、違う学年の子とも仲良くなったっぽい。
ときどき、小さい子が「遊べる？」って誘いに来る。
遊んでくれる人と認識されたようだ。
今日はクラスが同じだった子のおうちに、
友達が来ていたらしく
次男も一緒にどうかと誘ってくれた。
外で遊んだり、家に入ってゲームしたり。
家で遊んでいるときに
子ども同士で謎の会話が展開されていた。
ってか、次男、わかってる？
友達「どうやってジャンプすんの？」
次男「A押して！」
友達「これはどうすんの？」
次男「２、前に進む、１、バック」（なぜか機関車っぽいジェスチャー付き）
もうすぐ6時だが、昼からずっと遊んでいるということは
楽しいんだろうなあ。
勉強の英語は難しいけど
なんとなくコミュニケーション取れるような英語は
仲良くする気持ちがあれば、何とかなるのかなあ。
ちょっと次男がうらやましい。
大江戸捜査網
退屈な夏休みの朝。
子どもたちは当然のように朝寝坊。
そんな中、台所にいると突然「大江戸捜査網」のテーマが頭にの中に鳴り出した。
しばし、自分で口ずさみながら好きに踊ってみた。
気になってyoutubeで検索して聞いてみると
なんてカッコイイ。。
聞いているだけでワクワクする。
隠密同心 大江戸 捜査網（アンタッチャブル） テーマソング - YouTube
起きてきた子供たちにも聞かせてみたところ
「これ知ってる。聞いたことある。」と長男。
「おばあちゃんちでテレビ見た。」と。
確かに、「死して屍拾うものなし」って言うてたな。
子どもの記憶力恐るべし。
オンタイムで見ていた記憶はないんだけど
この曲だけはずっと頭に残っていたなあ。
それとも、私も長男と同じ正月特番の記憶なのかなあ。
夏だけど、今朝の7時前の気温は13度。
涼しいってより、寒い？？
窓を開けて快適。
雨が降る予報で、子どもたちがますます退屈するかも。
まだ夏休み3日目、大江戸捜査網のテーマで気分盛り上げていこう。
Tick
Tick・・マダニのこと。
地元ではまずお目にかかったことがない。
キャンプに行った子がかまれて
病院で取ってもらったというのを聞いたが
私がマダニのことを聞いたのは
ニュース以外ではその一件だけだ。
北米の東側はマダニの被害が集中しているという。
このあたりも例外ではない。
私は陸の孤島的な場所に住んでいるが
そのビーチに当たる部分には遊歩道がある。
気分が沈んだ時など、どこにも行けない私は
その遊歩道を歩いて、気を持ちなおしたり
元気を取り戻したりしていた。
その遊歩道にもマダニがいるという。
特に草深いわけではなく、きっちり道があるのだが
歩いているだけで、マダニをくっつけて帰ってきてしまうのだとか。
しばらく遊歩道の散歩は控えたほうがよさそうだ。
さて、次の連休にキャンプに行こうと思っている。
特に何も考えていなかったが
こんなところでキャンプに行くって、めっちゃ危険じゃない？？
と、急に心配になってきた。
ちょっと調べてみると、
車に乗る前、テントに入る前にはかならずマダニチェック。
家に帰ってからも、荷物を家に運び込む前にマダニチェック。
そんなのできるかなあ。
必要以上に心配するのはよくないし
キャンプ場だって、もう空きがないくらいに人気だし
気にしすぎなのかなあと思うけど
やっぱり心配。
そんな中、自転車の兄さんが、
ぴちぴちの短パンはいて、足を露出したまま
遊歩道からそれた茂みに飛び込んでいくのを目撃。
強いなあ・・・。
