レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

プロバイダーに電話

さて、今日は朝からオフィスに行く予定だったが

子どもたちを英語学校に送った後の買い物が少々長引いて

予定より遅れて到着。

 

昨日の姉さん、Jというが、彼女が言っていた

「私はあなたがプロバイダーに電話するのをヘルプする」というのは

代わりに電話をかけてくれるということだった。

助かる・・・。

 

昨日、受付の兄さんがチラとしか見なかった、事の顛末を書いた紙を持ってきていたので

それをJに見せた。

 

「私は英語が話せないので、紙に書いてきたんです」

「すごいわ。これ、よくわかる。それにしてもひどいわね。1週間に3回切れるって」

「わかってくれてありがとう。プロバイダーは今日来てくれるでしょうか?」

「わからないけど、やってみる」

 

しかし、電話番号がわからない様子。

ネットで調べてみたら、検索候補に出てきたのは

「どうやったらプロバイダーの生きている人間と話せますか」というもの。

ご近所の方に、電話番号がわかりにくいところに書いてあるうえに

なかなかつながらないし、来てもくれないと聞いていたけどこういうことか。。

後で夫に聞いたが、自動応答ばかりなので

「生きている」人間と話すのはなかなか難しいだろうということだった。

 

とにかくJは頑張ってくれた。

少々お待ちくださいというのが20分近くかかったりしたけど

その間もずっと一緒に待ってくれて、電話で話してくれた。

 

アメリカの人は仕事しないと思っていたけど

こんなに一生懸命やってくれてとてもうれしかった。

 

「私はこの国では口もきけない、耳も聞こえないのと同然です」というと

「ああ、そうかもしれないわね。でも、だんだん上手になるわよ」と励ましてくれた。

 

私「特に電話は聞くのが難しいんです」

J「そうね。私もそうよ。ばばばばばって話されると、あなたが言ってることわからないって言うわ」

 

いろいろ時間がかかった。

何度も電話の相手が変わって、Jは私の電話番号を4回は言ったと思う。

結局訪問予定は当初と同じあさっての水曜日となった。

Jは私にごめんねと言ったけど、頑張ってくれたのがわかっていたから

とにかく感謝の気持ちしかなかった。

 

インターネットが使えないので、子どもたちは本を読んでいる。

それはそれでいいかもしれない。

ほんの20数年前はインターネットなんてなかったんだよね。

あのころ、夏休み、友達がいないとき、何していたんだろう?

 


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