Cape Cod Provincetown 1
7月15日土曜日、ケープコッドへ日帰り旅行にいく予定だった。
でも、当日の天気予報が雷雨だったので日曜日に延期。
それなのに結局雨は降らず、もちろん雷もならず・・・なんだそれー!
で、日曜日の朝、元気を出して出発。
海にぐるっと突き出した半島なので、先端のProvincetownまではすごく遠い。
具体的に何するかを決めることなく出発。
ケープコッドの半島へ入っていくと、雰囲気がかなり変わってきた。
空は一段と青く、開放的な雰囲気に。
途中Truroのツーリストインフォメーションに寄った。
70代半ばと思われるおばあちゃんがひとりでやっていた。
チラシをいくつかもらって出ようと思っていたら
「何かききたいことある?」と言われた。
長男がホエールウォッチングについて、気になっていたことを聞いた。
地図をくれて、ここへいったらいいと場所を教えてくれた。
「ここを出たら、右に曲がって、次の信号で左。信号、知ってる?3色のライトの。」
「はい、知ってるよ。」
「そう?たまに知らない人がいるから・・・」
ホンマ??この車社会で。
とにかく駐車場はたくさんあるから大丈夫と聞いてProvincetownへと向かった。
言われた通り、信号を曲がると街に入った。
確かに駐車場はたくさんあるけど、どのあたりに停めたらいいかわからなかったので
とりあえず一回車でぐるっと回ろうっていうことになった。
どんどん進んでいくと、路駐できる場所があった。
このロータリーに車を置いて、歩くことにした。
→ ピルグリムズ・ファースト・ランディング・パークGoogle Maps
目の前に見えていた岩の道。
後で見てみると、それはプロビンスタウン・コーズウェイだった。
よくわからないけど、歩いていくことに。
途中、何か貝みたいなものを取っているおじさんがいた。
「こんにちは、それは何ですか?」
「カキとかムール貝とか・・」
「ほっほー」
「カキは、ナイフでがりっと開けて、ビールに最高!」
「いいですねー」
「こっちの貝は、針・・ほそいものでがりっと開けて、ワインに最高!ビールにもいい!」
「いいですねー」
酒飲み同士の会話だった。。
確かに、貝の殻がたくさん落ちていた。たくさん取れそうだ。
しばらく歩いて、どこまで行く?って話になった。
私はまだまだ歩きたかったけど、帰りたい人もいた。
もうちょっとだけって、歩くことにしたけど
なんだかんだと、最後まで歩いた。
後で見てみたら、距離は1.2マイルになっていた。2km弱だ。
遊びながら歩いていたので1時間かかった。
振り返ってみると、この距離感。
岩の道が終わると、あつあつの砂の道。
足を取られながら進んだ。
この道は長くなかったけど、なんせ砂なので疲れる。
そして、その先は海だった。
南の国のビーチリゾートに来たかのような海だった。
私たちの外には、これから帰ろうとする1家族だけだった。
「長い道のりだったでしょ?」って言われた。
確かにそうだけど、歩いてきてよかった。
途中で帰らなくてよかった。
遠くの砂浜では海鳥が休んでいた。
驚いたのは・・・・
わかりにくいけど、アザラシがいたこと。
もぐっては顔をだし、またもぐっては顔を出していた。
素敵なビーチを堪能した後は、帰り道へ。
かわいらしい灯台、Wood End Lighthouseを見ながら歩いていく。
帰りはすっかり引き潮だった。
私たちが帰るころ、11時くらいだったこと思うが
こちらに向かってくる人が多かった。
みんな、水着だったり、折りたたみイスを持っていたり
パラソルを持っている人もいた。
楽しむ気満々なのが伝わってきた。
遊ばずに帰ったので、帰り道は30分で到着。