レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

Cape Cod Provincetown 1

7月15日土曜日、ケープコッドへ日帰り旅行にいく予定だった。

でも、当日の天気予報が雷雨だったので日曜日に延期。

それなのに結局雨は降らず、もちろん雷もならず・・・なんだそれー!

 

で、日曜日の朝、元気を出して出発。

ケープコッドはレキシントンと同じマサチューセッツ州なのだが

海にぐるっと突き出した半島なので、先端のProvincetownまではすごく遠い。

 

具体的に何するかを決めることなく出発。

 

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ケープコッドの半島へ入っていくと、雰囲気がかなり変わってきた。

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空は一段と青く、開放的な雰囲気に。

途中Truroのツーリストインフォメーションに寄った。

70代半ばと思われるおばあちゃんがひとりでやっていた。

チラシをいくつかもらって出ようと思っていたら

「何かききたいことある?」と言われた。

長男がホエールウォッチングについて、気になっていたことを聞いた。

地図をくれて、ここへいったらいいと場所を教えてくれた。

「ここを出たら、右に曲がって、次の信号で左。信号、知ってる?3色のライトの。」

「はい、知ってるよ。」

「そう?たまに知らない人がいるから・・・」

 

ホンマ??この車社会で。

 

とにかく駐車場はたくさんあるから大丈夫と聞いてProvincetownへと向かった。

言われた通り、信号を曲がると街に入った。

確かに駐車場はたくさんあるけど、どのあたりに停めたらいいかわからなかったので

とりあえず一回車でぐるっと回ろうっていうことになった。

どんどん進んでいくと、路駐できる場所があった。

このロータリーに車を置いて、歩くことにした。

→ ピルグリムズ・ファースト・ランディング・パークGoogle Maps

 

目の前に見えていた岩の道。

後で見てみると、それはプロビンスタウン・コーズウェイだった。

→ プロビンスタウン・コーズウェイGoogle Maps

 

よくわからないけど、歩いていくことに。

 

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途中、何か貝みたいなものを取っているおじさんがいた。

「こんにちは、それは何ですか?」

「カキとかムール貝とか・・」

「ほっほー」

「カキは、ナイフでがりっと開けて、ビールに最高!」

「いいですねー」

「こっちの貝は、針・・ほそいものでがりっと開けて、ワインに最高!ビールにもいい!」

「いいですねー」

酒飲み同士の会話だった。。

確かに、貝の殻がたくさん落ちていた。たくさん取れそうだ。

 

しばらく歩いて、どこまで行く?って話になった。

私はまだまだ歩きたかったけど、帰りたい人もいた。

もうちょっとだけって、歩くことにしたけど

なんだかんだと、最後まで歩いた。

後で見てみたら、距離は1.2マイルになっていた。2km弱だ。

遊びながら歩いていたので1時間かかった。

振り返ってみると、この距離感。

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岩の道が終わると、あつあつの砂の道。

足を取られながら進んだ。

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この道は長くなかったけど、なんせ砂なので疲れる。

そして、その先は海だった。

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南の国のビーチリゾートに来たかのような海だった。

私たちの外には、これから帰ろうとする1家族だけだった。

「長い道のりだったでしょ?」って言われた。

確かにそうだけど、歩いてきてよかった。

途中で帰らなくてよかった。

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遠くの砂浜では海鳥が休んでいた。

驚いたのは・・・・

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わかりにくいけど、アザラシがいたこと。

もぐっては顔をだし、またもぐっては顔を出していた。

 

素敵なビーチを堪能した後は、帰り道へ。

 

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かわいらしい灯台、Wood End Lighthouseを見ながら歩いていく。

→ Google Maps

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帰りはすっかり引き潮だった。

私たちが帰るころ、11時くらいだったこと思うが

こちらに向かってくる人が多かった。

みんな、水着だったり、折りたたみイスを持っていたり

パラソルを持っている人もいた。

楽しむ気満々なのが伝わってきた。

遊ばずに帰ったので、帰り道は30分で到着。

 


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