レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

危険!ダストシュート

大変便利なダストシュートであるが

たまに危ないことがある。

 

ダストシュートの一番下には車輪付きのコンテナがあり

ごみの日に管理の人が外に出しているのをゴミ回収車が持っていく。

 

そのコンテナ、たまに変なところに置いてある。

車の通行の邪魔になるようなところだったり

停めた車が出られないようなところ。

 

先日のこと、おじさんが車を出そうとしていたが

コンテナが変なところにあるせいで

あとちょっとスペースが足りなくて困っていた。

私はちょうど車を停めたところだったので

降りて行って、コンテナを動かしてあげようと思っていたら・・・

 

おじさんはバックで車を出しながら、車のおしりでぐぐぐーっと

コンテナを押して動かしたのだった。

傷、いくやん!気にせえへんのか!

そんなきれいな車ではなかったが、ボロボロでもない。

気にせんのだろうな・・。衝撃だった。

 

これはダストシュートというよりはその受けであるコンテナの話だが

今度はダストシュートそのものについて。

 

ごみを捨てようとしたとき

何だか下の方が明るい気がした。

私はリサイクルごみのところに、空き箱を捨てた。

すると下から声がした。

「待ってー!待ってー!!」

メンテの人が掃除中だった。

お菓子の空き箱のような軽いものひとつだったので

当たっても大丈夫だったと思うけど

うっかり、ガラスびんなんか落とされちゃ

えらいことになるなと思った。

 

だいたい、ガラスびんなんか

高いところから落としたら割れちゃうのだが

それでOKっていうのが信じがたい。

危ないし、分別が困難になるだけだろう。

 

私は割れるのがいやなので

びんはいつも別の回収所に持って行くことにしている。

 

もう一件、ダストシュートにまつわる危ない話。

昨日のことだった。

駐車場に車を停めて、家に帰ろうと歩いていたら

女性が何か言いながら近づいてきた。

にこやかだったので、ハローと言って通り過ぎようとしたら

その人はさらに何か言う。

よく聞いてみると、鍵をダストシュートに落としてしまったらしい。

しかも、車の鍵、家の鍵、全部。

どうしたらいい?と聞くので、

オフィスに行ってコンテナの部屋を開けてもらうしかないと伝えた。

すると、オフィスはどこか?と言う。

あなた、ここに住んでいないの?と聞くと、そうだと言う。

 

アパート外部の人間が、どんな理由でここにやってきて

電子ロックが必要な建物に入って

しかもダストシュートにごみと一緒に鍵を落とすなんて。。

誰かを訪ねてきたのなら、その人に言えばいいし、

一体全体どういう事情なんだろう??

 

しかし、気の毒なことには変わりないので

オフィスの場所を伝え、

見つかるといいねと声をかけて、さよならした。

 

自分もごみを捨てるときには気をつけないといけないなと思った一件だった。

 


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