レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

家賃未払い

先日のこと。

子どもたちが学校から帰ってきたときに

ドアに封筒が挟まっていたと言って持ってきた。

白地に部屋番号だけが書いてある。

開けてみると、それは家賃未払いのお知らせだった。

 

慌てて夫にメッセージを送り、すぐに振り込んでもらった。

 

このお知らせには別紙で「よくある質問」というのがついていた。

それを読んでいくと、何やらただならぬ事態が発生しそうな雰囲気。

 

もしも裁判の日までに全額払っても、別途料金がかかりますか?

これにより、私のクレジットヒストリーに傷がつきますか?

裁判の前に払ってしまえば大丈夫なの?

仕事があるから、裁判所に行けませんが、どうなるの?

 

などなど。。

 

裁判って何なん?

しかも回答を読むと弁護士を雇えとか、なんちゃら書いてある。

いややで、そんなん。

英語わからんのに、絶対いややで!

 

しかし、もう少し読んでみると、支払が遅れると

オンラインでは払えず、現金か小切手でと書いてある。

夫はオンラインで払っていた。

裁判所に来いという話だが、その日時は指定されていない。

 

英語苦手やし、めっちゃ嫌やけど、

裁判所とかもっとようわからんで嫌やから

とりあえずその手紙を握りしめてオフィスへ。。

 

「こんなお知らせを受け取ったんですが、夫はすぐに家賃を振り込みました」

「部屋は何番?・・・えーっと、バランスゼロだから、何も問題ないよ」

「よかった。裁判所に来いとか書いてたから、心配だったんです」

「あー、それはこの手紙から14日経っても払ってないときね」

「そうなんだ!(よく見ると最初の方に書いてた)」

「もう全部片付いてるよ。その手紙捨てていい。コピーがまた届くけど、それも捨てていい」

「ありがとう」

 

家賃は月初に払うのだが、いつも月末に「払ってね」のメールが来るらしい。

今回、それが届いていなかったので夫はうっかり払うのを忘れたわけだ。

それをオフィスの彼に言うと

「本社に電話して、紙で送ってもらうこともできるよ」とのこと。

「今かける?僕が言ってあげるよ」ととても親切だったが

アメリカの郵便が正しく到着するかどうかもよくわからないので

とりあえず、今日はいいですと断った。

リマインダーなり設定して、忘れないようにすればいいのだ。

 

何事もなくて一件落着である。

 


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