レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

英語がわかるとき

私は英語が得意ではない。

それでも、日本に住んでいる普通のおばちゃんの中では

まあまあわかるほうだったかもしれない。

 

よく「英語しゃべれる?」とか聞かれるけど

それってすごい答えにくい。

ごくごく簡単な会話なら成立するので「しゃべれる」と言える。

しかし、ちょっとややこしくなってきたり

相手の話すスピードが速かったりすると、たちまちアウトだ。

そういうときは「しゃべれない」ということになる。

ということで、「しゃべれんこともない・・」と答えることにしていた。

 

さて、先日、子どもたちと話しているとき

聞いた英語を一回頭の中で日本語に直すかどうかという話になった。

長男は直すかなー・・・と言っていた。

私は考えてみたら、多分、直してない。

メールを書くときは先に日本語を考えるけど

聞いて理解するときには、多分直してないと思う。

そして、「直さないでいいときは話がわかっているときだ!」と、気づいた。

 

英語は英語で理解して・・・と言われるけど

自分はそういうことになっているんだと思う。

直さないといけない時点で、もう話について行けていないということだ。

 

極端な話、「Hello」と言われて

「今、こんにちはって言うたな」ってならないのと一緒。

 

そう言うと長男も、そういえばそうかもしれん・・・と言っていた。

 

英語を日本語に直さなくてもわかるって、なんだかすごそうだけど

私がそれをやってるのはごくごく狭い範囲での話だ。

 

先日、Back to School Night というイベントがあった。

ある日の子どもの時間割と同じように教室を移動しながら

先生が話す授業の説明などを聞いて回るのだ。

これがまた、びっくりするほどわからない。

1割か2割拾えるところから、3割ほど想像力を働かせ、残りは捨てるという感じ。

最初に先生が自己紹介をするが、そういうところはそのまま理解できても

その後のややこしい話になってくると、もう日本語で想像を入れていかないと無理だ。

 

つまりは慣れていくしかない。

英語のままわかる単語だったり、フレーズだったりを増やしていくしかないのだ。

そのためには・・・

Yahoo! Japan とか見とったらあかんってわかってるけどな

わかってるけどな・・・できひんのよ。

毎日ちょっとでも、がんばらなあかんな。

 


人気ブログランキング