レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

洗濯機不調

ここに来て割とすぐ、水漏れした。

階下が水浸しになっていたので、メンテナンスの人が発生元を探していて

うちに問い合わせてきて、一度は違うと言ったものの

洗濯機を見に行ったら、すでにじゅうたんがびっちゃびちゃになっていた。

で、修理。。

その時に、水漏れのアラームを付けてくれた。

そして、この洗濯機は古いから、新しいのに交換すると言っていたのだが

何もされないまま、数か月が過ぎていた。

 

さて、その洗濯機だが、洗濯したものに染みが付くのだ。

最初は気のせいと思っていた。

でも、2回目に、明らかに大きな染みがついて、気のせいじゃないってわかった。

 

ここの洗濯機はドラム式ではない。

昔、からまん棒という名前で売られていたのと同じ

洗濯槽の真ん中にでーんと棒が立っているタイプである。

同じアパートの人で、その棒のところから機械油が漏れて

洗濯ものが汚れたという人がいた。

その時は、気のせいだとか、カラー用の洗剤を使えとか、

なかなか修理してくれなかったらしい。

でも、ある日、シャツがダルメシアン柄になっていて、ついに交換対応されたそうだ。

しかし、交換品として持ってきた洗濯機は新品ではなかったそうだ。

 

うちの場合、オイル汚れでもなさそうだった。

中心の棒の先端のキャップを外してみたら、

中のねじがさびていた。このさびが原因かなあ・・・。。

 

メンテナンスのおっちゃんがやってきた時に汚れたものを見せたら

おっちゃんも「このさびが怪しい」と言った。

「ねじを交換するから10分待っていて」と帰って行ったが全然来ない。

結局1時間近くして、「この洗濯機古いし、交換するわ」と言いに来た。

部品がなかったのかもしれない。

そして、そのとき13時前くらいだったのだが、14時にまた来ると言った。

何度も、「2時!2時ね!」と念を押していたのだった。

 

果たして、おっちゃんは来なかった。

オフィスに出かけて行って、様子を聞いてみたいが

入れ違いになっても困る。

15時を過ぎて、子どもたちが帰ってきたのでオフィスに出向いた。

受付のねえさんに事情を話したら、メンテナンスに連絡してくれた。

「今から行くって!」

あの念押し、何やったん??

 

オフィスから戻ってくると、ちょうどおっちゃんがエレベーターから出てきていた。

台車に新しい洗濯機が乗っている。

箱に入っているから新品だ。

やったー!

 

新しい洗濯機は実にピカピカで気持ちよかった。

前のは何だかいつもガス臭かったのだ。

ガスなんか使ってないのに、へんなにおいがしていた。

 

しかし、問題はあった。

脱水がものすごく長い。

しかも調節できない。

おかげで全ての洗濯物がシワッシワになっていた。

 

途中で止めたらよさそうなものだが

その加減も難しい。

だいたい、排水が上にあるのだ。

壁から出ている注水口のとなりに、排水口がある。

最後まで動かして、ポンプでしっかり送っているのかな?

だからこそ、途中で止めると水が残っていそうで嫌なのだ。

 

さて、新しい洗濯機、気が付いてみると、いつも熱湯を使っている。

ダイヤルには「すすぎは冷たい水」と書かれているが

常に熱湯。

何回か使って確認したので、メンテにお知らせした。

 

今回も30分以内に電話がかかってきた。

ボイラーのコンセント差し忘れた兄さんが来た。

 

「ずっとお湯なんだって?」

「そうなの。洗濯終わった時にふたが熱いのよ」

 

兄さんは洗濯機をよいしょと引っ張り出して見た。

原因はすぐに判明。

「古い洗濯機はこっちが水でこっちがお湯のホースなんだ。」

「でも、新しい洗濯機はほとんど逆になってるんだ。だからつなぎ間違いだよ」

「なるほどー!」

「わかった?」

 

・・・って、わかった?じゃねーよー!!

まあ、設置したのはこの兄さんではないが。

 

冷たい水を出そうとすればするほど熱湯になっていたということだ。

修理は簡単に終了。

「じゃあねー」と兄さんは帰って行った。

 

次男が言った。

「なんでも、一回でできへんのか!!!」

「ほんまやねー」

 

 


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