レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

掃除の経験

こっちにいて、ちょっと日本とは違うなと思う点のひとつが

公共の場所をきれいに使うという意識だと思う。

道にごみを捨てないこととか

ショッピングカートは駐車場に置きっぱなしにしないとか。

もちろん、日本でもごみを捨てる人はいるし

ショッピングカートを戻さない人もいる。

でも、出現頻度が全然違うのだ。

 

ここのアパートでごみを捨てるのは簡単だ。

リサイクル品とそうでないものに分けて、ダストシュートに突っ込むだけ。

突っ込めないものは敷地内のごみステーションに持って行く。

たったそれだけ、それだけなのに、やらない人が多い。

ダストシュートの部屋までごみを持ってきたならば

あとはふたを開けて突っ込むだけなのに、それだけなのに

床に置き去りにしていく。

段ボールだって小さくしたら入るのに、箱の形のまま置き去り。

 

最近ひどいなと思ったのは

ごみ袋の中を床にぶちまけ、壁になすりつけてあったことだ。

ここまで無事にごみを持ってきたなら

どうしたらそういうことになるのか?

万が一、不慮の事故だったとして、なぜそれを片づけないのか。

 

雑巾で拭き上げろとは言わないが

せめて袋を持ってきて、散らばったものを集めて入れるとか

できることはあるだろうに。

カラスもいないのに、カラスに荒らされた後みたいになってるの。

 

日本では小学生から、もしかしたらそれより小さい時から

掃除の時間と言うものがある。

自分は高校生になると、当番制だったけど

小中学生の間は掃除場所がくるくる変わるだけで、

毎日どこかしら掃除することになっていた。

 

日本以外の国ではどうなんだろう?

どの国がやってて、どの国がやってないかは知らないけど

やってる国がやってない国より少なかったよね?

少なくともアメリカはやっていないようだ。

 

これを経験している人としていない人とでは

汚し方に差が出てきて当然のような気がする。

掃除をしている人は、汚したらこれを掃除しなければならないという経験があるので

なるべく汚さないように使うのではないだろうか?

掃除をしていない人は、汚しても他の誰かがきれいにしてくれるから

特に気にしない・・・のかなあ?

 

もちろん、きれいに使っている人が多数派だと思うけど

こういう人が少しでもいると、きれいに使っている人は嫌な気持ちになるよね。

公共の場所はきれいに使うって、もうちょっと気を付けてほしいと思う。

 


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