レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

世界のどこにいようと

ご近所さんが転勤で引っ越しすることになった。

長男と同級生の男子と、次男より2歳下の男子がいて

仲良くしてもらっていたのだが

つい1か月半ほど前に帰国してしまい

今はお父さんだけが住んでいた。

 

そのお父さんが引っ越していくことになったのだ。

 

子どもの送迎を交代でしたり

ちょっと子どもを預かってもらったり

いろいろお世話になった。

 

今はもうお父さんだけなので、会うこともないのだが

引越しのお知らせメッセージが届いたとき寂しく思った。

 

メッセージの最後に

「家族一同、世界のどこにいようと、今後とも末永くお付き合いください」

と書かれていた。

それが心にじーんときた。

 

私たちは関西から、その家族は関東からここにやってきた。

多分、日本にそのまま住んでいたら会うこともなかっただろう。

ここで出会えたのは何かの縁だと思う。

 

お父さんは子どものころ、外国のインターナショナルスクールに通っていたそうだ。

その時の同級生と東京で飲んだりすることもあると言っていた。

 

だから、今回さよならすることになるけど

また世界のどこかで会うことがあるかもしれないなあと思う。

 

よく世間は狭いって言うけど

世界は狭いと言えるようになるのかもしれないと思った。

 

 


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