世界のどこにいようと
ご近所さんが転勤で引っ越しすることになった。
長男と同級生の男子と、次男より2歳下の男子がいて
仲良くしてもらっていたのだが
つい1か月半ほど前に帰国してしまい
今はお父さんだけが住んでいた。
そのお父さんが引っ越していくことになったのだ。
子どもの送迎を交代でしたり
ちょっと子どもを預かってもらったり
いろいろお世話になった。
今はもうお父さんだけなので、会うこともないのだが
引越しのお知らせメッセージが届いたとき寂しく思った。
メッセージの最後に
「家族一同、世界のどこにいようと、今後とも末永くお付き合いください」
と書かれていた。
それが心にじーんときた。
私たちは関西から、その家族は関東からここにやってきた。
多分、日本にそのまま住んでいたら会うこともなかっただろう。
ここで出会えたのは何かの縁だと思う。
お父さんは子どものころ、外国のインターナショナルスクールに通っていたそうだ。
その時の同級生と東京で飲んだりすることもあると言っていた。
だから、今回さよならすることになるけど
また世界のどこかで会うことがあるかもしれないなあと思う。
よく世間は狭いって言うけど
世界は狭いと言えるようになるのかもしれないと思った。