部屋の乾燥
昨年の4月にここに来た。
その時から部屋が乾燥しているなと思った。
フリースは脱ぐとき、洗濯物を乾燥機から取り出すとき
毛布をかけなおしても静電気がバチバチした。
部屋中の明かりのスイッチカバーのネジ止め部分に
ひとつひとつセロテープが貼られていた。
スイッチにさわるたびネジ部分に当たって「ばちっ!」となるのを
防ぐために夫が貼ったのだと言う。
そのころの湿度が25%くらいになっていた。
気温が上がるにつれて、乾燥は気にならなくなった。
そして冬がまたやってきたころ、部屋が乾燥し始めた。
この12月はぐっと気温が下がり、マイナス10度を下回ることもしばしばだった。
多分、水道管の破裂を防ぐためだと思うが
アパートからエアコンの温度設定は何度以上と指定される。
そして決して切ってはならない。
部屋の温度は大体一定なので、寒くなるとエアコンが動いている時間がながくなり
それで部屋が乾燥するんだなと思った。
そのころの部屋の湿度は20%を切っており、測定不能になっていた。
こちらの部屋は結露しないと聞いていたが
これだけ湿度が低いんだから「そらそうなるわ」と思った。
加湿器・・・買う?という話も出たが、やめた。
結露することで、掃除の手間が増えること、カビの心配があること。
さらに、加湿器の手入れが不十分だと、かえってカビをまき散らすことになる。
ぬれたタオルをつるしたり、部屋に洗濯物を干したりしてしのいだ。
今年は暖かかったようで、12月を過ぎると、そんなに寒くはなかった。
エアコンの稼働時間が減り、それと同時に湿度も上昇していった。
それでも45%くらいにしかならないから、乾燥してはいるけど。
それが、ここ最近の冷え込みで、また湿度は20%程度に逆戻り。
くちびるがパリパリになるのがかなわん。
それでもカビの心配するよりは、リップクリーム塗ったりするほうが楽なので
加湿器は入れない予定。
洗濯物はなるべく部屋に吊り干し。