レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

ネガポ変換

息子たちのサッカーの試合を見ていて気づいた。

プレー中の指示を英語で出している。

ここはアメリカなので当然なのだが、

長男は当初平気で日本語の指示を出していた。

「縦(パス)入れろ!!」とかね。

次男はだんまり。

 

でも、最近見ていると英語を使っている。

もちろん、上がれ、下がれ、逆サイド・・・など簡単な言葉ばかり。

試合中にコーチがああしろこうしろを指示を飛ばすのもわかってきたようだ。

 

それでも、時々コーチの指示を全然聞いてないなって思う時がある。

後で聞いてみると、聞こえていなかった、

または、わからないから無視・・・

 

その話をアパートの中庭で話した。

その人は小さい男の子2人兄弟のお母さんだ。

彼女はうちの息子のことをほめてくれた。

「すごい!私もそんな小さいこと気にしないような子に育てたいです」って。

 

わからないから無視 → 小さいことは気にしない

 

見事なネガポ変換である。

彼女は「何かわからないことがあっても、そこでどうしようどうしようって止まるんじゃなくて、自分のやりたいようにやるっていうのがすごい」って言ってた。

子どもが小さい頃はよその大きなお兄ちゃんが輝いて見えるのもわからんでもない。

私もそうだったし。

それでも、何事もとらえようによって、解釈は変わるのだと実感した。

 

ちなみにそこのお宅のお兄ちゃんは「まじめすぎて困る」・・・とのこと。

これも別の言い方にしたら「何事もおろそかにしない」となるのかな。

ちゃらんぽらんな性格の長男をみていると、そういう子の爪の垢でも飲ませたいが

ないものねだり、隣の芝生は青い・・・そういうことになるのか。

 

昔読んだネガポ辞典という本を思い出した。

興味のある人は図書館で借りてみてください。

 


 

 


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