レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

アイスコーヒーが飲みたい

日本にいた時、夏はいつもアイスコーヒーを買っていた。

ネスカフェエクセラのボトルで、近所のスーパーで79円の時に箱で買っていた。

安いだけあって、そんなスペシャルな味じゃないけど

そんなことより、簡単にアイスコーヒーが飲めることが大事だった。

 

たまにコーヒーメーカーで濃い目に入れたコーヒーを

氷をたくさん入れたカップにガッと注いで作ったりもしたけど

ボトルコーヒーって簡単だから、ついついそればっかり飲んでた。

 

さて、レキシントンにやってきて、ボトルコーヒーを見かけない。

よくよく探してみると、冷蔵コーナーにストレートが

常温コーナーに濃縮タイプが置いてあった。

 

でも、高い。ちょっと気軽に買える値段じゃない。

 

だからあきらめて、インスタントコーヒーを濃い目に入れて

氷で冷やして飲んでいた。

 

でも、やっぱり売ってるコーヒーが気になって見てみると

アイスコーヒーではなく「Cold brew」と書いてある。

帰ってから調べてみると「水出しコーヒー」のことだった。

 

それなら作れそう。

 

ちょうど買ったばかりのコーヒー粉があった。

でも、容器がない。

日本なら専用器具が1000円以下で売っているけど

こっちなら倍の値段になる。

それを買うのは悔しい。。

 

いろいろ考えてIKEAで蓋つきカラフェというものを買ってみた。

そこにお茶パックに入れたコーヒー粉と水を投入。

一晩置いてみたけど、ちょっと薄かった。

ケチりすぎたかな?

それで、そのままお昼まで置いてみた。

まだ薄いけどいい感じ。香りがすごくいい。

 

自分で量や時間を研究すればおいしいのができそうだ。

 


人気ブログランキング

 

Cape Cod Provincetown 2

車で街の中心までやってきて、公営駐車場に車を停めた。

あちこちに個人でやってる駐車場もあって、1日15ドルとか書いていたんだけど

まあ、公営でいいかと思って。

その時は駐車料金がいくらなのかわからなかった。

f:id:LexingtonMA:20170725035033j:plain

海の近くのフードコートで簡単にごはんを食べて

遠くからもよく見えていたあの塔、ピルグリムモニュメントに向かった。

f:id:LexingtonMA:20170725040231j:plain

遠くからよく見えていただけあって、実は高台に立っている。

その坂を一生懸命歩いて登った。暑い!

すると塔のすぐ横にも駐車場が!

1日15ドルだったかな?

でも看板の裏には8ドルって書いていたので、

もしかしたら平日8ドル、休日15ドルかもしれない。

駐車した人は大人一名入場無料になると書いてあったけど

毎日かどうかはわからない。

 

チケットは大人12ドル、子ども4ドル、シニア10ドル

→ Pilgrim Monument & Provincetown Museum

 

入ってすぐにミュージアムがあった。

常設展と特別展。

これは帰りに寄ることにして、さあ、塔へ!

 

エレベーターはなく、ひたすら歩いて登る。

階段は意外と少なく、スロープが多い。

家族で上っていたけど、途中何かのタイミングで

大柄な夫婦に間に入られてしまい、私だけ置いて行かれた。

この夫婦、太めというか、かなり大きめなので進むのがすごく遅い。

ていうか、この人たち上まで行けるのかな?と思った。

遅い車の後ろに渋滞の列ができるように、

この夫婦の後ろにずらりと長い人の列ができたが

全然気が付いていないようだった。

 

上から降りてきた子供とすれ違うタイミングで

自分たちの後ろの大渋滞に気づいたのか、

端によって道を開けてくれた。

そこからは快調に登って行った。

 

塔のてっぺんには、じき着いた。

思ったよりもしんどくなかった。

階段が少なかったからかな。

 

てっぺんからの眺めは最高!

f:id:LexingtonMA:20170725040842j:plain

突堤の先からホエールウォッチングのツアーが出ているらしい。

f:id:LexingtonMA:20170725040933j:plain

海岸線が描く美しいカーブ。

f:id:LexingtonMA:20170725041300j:plain

海の中の岩の道、プロビンスタウン・コーズウェイも見えた。

こう見ると、意外と短いなあ。。

 

あ、あの大きめ夫婦も到着していた。

思ったより体力あるなあ。

やっぱり階段じゃなくてスロープっていうのがいいのかな?

 

四方の眺めを楽しんだら、さあ、降りるよー。

f:id:LexingtonMA:20170725041520j:plain

降りるのはあっという間。

続いてミュージアムへ。

捕鯨の歴史、メイフラワー号の模型など展示されていた。

印象的だったのはイッカクの角。すごく長い。

あとは、これ。

f:id:LexingtonMA:20170725041916j:plain

雪原でもまぶしくない、サングラスみたいなもの。

ずーっと目を細めている状態にしてくれるんだろうな。

木でできているのだけど

顔にフィットするようなカーブと表面のツルツル感がとてもきれいだと思った。

 

駐車場に戻るときに、2人組のお姉さんとすれ違った。

反対方向に向かったはずなのに、駐車場でまた見かけた。

近道があったのかも・・・。

2時間半ほど停めて、駐車料金は6.75ドルだった。

 

帰りに近くのStop&Shopによって、オレンジジュースを2本買って

1本はみんなでほぼ一気飲み。暑かったからね。

残りはクーラーバッグに入れて、さあ帰ろう。

 

渋滞して時間がかかったけど、楽しい日帰り旅行だった。


人気ブログランキング

 

Cape Cod Provincetown 1

7月15日土曜日、ケープコッドへ日帰り旅行にいく予定だった。

でも、当日の天気予報が雷雨だったので日曜日に延期。

それなのに結局雨は降らず、もちろん雷もならず・・・なんだそれー!

 

で、日曜日の朝、元気を出して出発。

ケープコッドはレキシントンと同じマサチューセッツ州なのだが

海にぐるっと突き出した半島なので、先端のProvincetownまではすごく遠い。

 

具体的に何するかを決めることなく出発。

 

f:id:LexingtonMA:20170725002321j:plain

ケープコッドの半島へ入っていくと、雰囲気がかなり変わってきた。

f:id:LexingtonMA:20170725002516j:plain

空は一段と青く、開放的な雰囲気に。

途中Truroのツーリストインフォメーションに寄った。

70代半ばと思われるおばあちゃんがひとりでやっていた。

チラシをいくつかもらって出ようと思っていたら

「何かききたいことある?」と言われた。

長男がホエールウォッチングについて、気になっていたことを聞いた。

地図をくれて、ここへいったらいいと場所を教えてくれた。

「ここを出たら、右に曲がって、次の信号で左。信号、知ってる?3色のライトの。」

「はい、知ってるよ。」

「そう?たまに知らない人がいるから・・・」

 

ホンマ??この車社会で。

 

とにかく駐車場はたくさんあるから大丈夫と聞いてProvincetownへと向かった。

言われた通り、信号を曲がると街に入った。

確かに駐車場はたくさんあるけど、どのあたりに停めたらいいかわからなかったので

とりあえず一回車でぐるっと回ろうっていうことになった。

どんどん進んでいくと、路駐できる場所があった。

このロータリーに車を置いて、歩くことにした。

→ ピルグリムズ・ファースト・ランディング・パークGoogle Maps

 

目の前に見えていた岩の道。

後で見てみると、それはプロビンスタウン・コーズウェイだった。

→ プロビンスタウン・コーズウェイGoogle Maps

 

よくわからないけど、歩いていくことに。

 

f:id:LexingtonMA:20170725005106j:plain

 

途中、何か貝みたいなものを取っているおじさんがいた。

「こんにちは、それは何ですか?」

「カキとかムール貝とか・・」

「ほっほー」

「カキは、ナイフでがりっと開けて、ビールに最高!」

「いいですねー」

「こっちの貝は、針・・ほそいものでがりっと開けて、ワインに最高!ビールにもいい!」

「いいですねー」

酒飲み同士の会話だった。。

確かに、貝の殻がたくさん落ちていた。たくさん取れそうだ。

 

しばらく歩いて、どこまで行く?って話になった。

私はまだまだ歩きたかったけど、帰りたい人もいた。

もうちょっとだけって、歩くことにしたけど

なんだかんだと、最後まで歩いた。

後で見てみたら、距離は1.2マイルになっていた。2km弱だ。

遊びながら歩いていたので1時間かかった。

振り返ってみると、この距離感。

f:id:LexingtonMA:20170725005646j:plain

岩の道が終わると、あつあつの砂の道。

足を取られながら進んだ。

f:id:LexingtonMA:20170725005734j:plain

この道は長くなかったけど、なんせ砂なので疲れる。

そして、その先は海だった。

f:id:LexingtonMA:20170725005904j:plain

南の国のビーチリゾートに来たかのような海だった。

私たちの外には、これから帰ろうとする1家族だけだった。

「長い道のりだったでしょ?」って言われた。

確かにそうだけど、歩いてきてよかった。

途中で帰らなくてよかった。

f:id:LexingtonMA:20170725010053j:plain

遠くの砂浜では海鳥が休んでいた。

驚いたのは・・・・

f:id:LexingtonMA:20170725010145j:plain

わかりにくいけど、アザラシがいたこと。

もぐっては顔をだし、またもぐっては顔を出していた。

 

素敵なビーチを堪能した後は、帰り道へ。

 

f:id:LexingtonMA:20170725010634j:plain

 

かわいらしい灯台、Wood End Lighthouseを見ながら歩いていく。

→ Google Maps

f:id:LexingtonMA:20170725011832j:plain

帰りはすっかり引き潮だった。

私たちが帰るころ、11時くらいだったこと思うが

こちらに向かってくる人が多かった。

みんな、水着だったり、折りたたみイスを持っていたり

パラソルを持っている人もいた。

楽しむ気満々なのが伝わってきた。

遊ばずに帰ったので、帰り道は30分で到着。

 


人気ブログランキング

Six Flags New England

おとといの夜、結局次男の熱は38.8℃まで上がっていて

もう遊園地のことはほとんど諦めていた。

次男は「明日は行くで」と言い残し

夕ごはんも食べずに寝た。

夜中に汗をびっしょりかいて、一度着替えして

朝にはすっかり下がっていた。

何が発熱の原因かはわからず。

体が何かと戦った証拠だね。

私なんてもう、熱なんか出やしない。

 

病み上がりで申し訳ないけど

行ってきました、Six Flags New Englandへ!

→ Six Flags New England

 

事前に長男が乗りたいとピックアップしていたものが

予想以上に子供向けだったので

私が、行って来た方のブログを読んで目を付けていた

Mind Eraserへ行くことにした。

早め入場できていたはずなのに、駐車場で迷ったりして

一般開場まであと30分しかないよー。

 

Mind Eraserは割とマイルドと読んでいたけど

普通にスリル満点で楽しかった。

吊り下げ型のシートで進むジェットコースター。

 

ここの遊園地の目玉はシートが縦にぐるんぐるん回転しながら進む

The Jorkerというジェットコースターだ。

それに乗った人たちのキャーキャーいう声が聞こえてきます。

もともと私はジェットコースターが大好きですが

あんなえげつないものはパスやな。。

 

13時までは優先搭乗権をもらったので、

それまでどんどん行こうーってことになった。

 

子どもたちが一番気に入っていたのは

世界一高いという空中ブランコ

Sky Screamerだった。

→ New England SkyScreamer | Six Flags New England

地上122m、回転速度時速56kmというもの。

私も乗ったけど、上昇速度も回転速度も予想以上に速い!

そして、思っていた以上に高い!!

相当怖かった。

でも、眺めはサイコー。

子どもたち、3回乗ったのだが

最後の方は豪邸のお庭チェックができるほどの余裕だったらしい。

 

行く前には午前中遊園地で、ごはんの後でプールに移動って思っていたけど

予想以上に満足度が高く、子どももプールは行かんでいいわって言ったので

ウォーターパークの方には寄らずに帰った。

 

駐車場へ向かっていると

プールのスライダーにどこもすごい列ができていた。

行かなくて正解だったかも。

 

片道1時間半から2時間くらいのドライブなので

あんまり気軽じゃないけど、また行くかなあ?

どうかなあ?


人気ブログランキング

次男発熱

明日は遊園地に行く予定。

Six Flags New England

会社の招待で、明日限定というチケット。

どんなところなのかなと調べてみると

・・・アトラクションのほとんどが絶叫マシンであり・・・

 

なんですと??

楽しめるかなあ。

でもスライダー付きのプールもあるみたいだし

さすがに絶叫じゃない乗り物もあるだろうし・・。

せっかく行くなら楽しもうと思っていたのに

今朝から次男が発熱。

 

朝から「何だか暑いねん」と言っていたけど

冗談で熱を測ったら37.5℃もあった。

私も測ってみたら37.0℃。

いつもよりちょっと高め。

暑くて熱がこもっているのかもと思った。

いや暑い言うても大阪よりなんぼも涼しいけどな。

 

今日は英語学校最終日なので、とりあえず送っていった。

 

迎えに行った時も元気にしていたけど

帰りにアイス買いに行こうと言っても

車で待っとけないから帰りたいと言い出して

おやおやちょっと様子がおかしいのか??と思い始めた。

 

お昼に米粉スパをいつもより少なめに食べて

友達に借りたナイトミュージアム2を見た。

一向に元気になる様子がないので

ベッドで寝かせると、くーっと眠ってしまった。

 

日にち指定だから、また来週という訳にもいかないし

明日、行けるといいなあ。。

 


人気ブログランキング

 

道路工事

アメリカの年度末はいつなんだろう?

9月から新学期だけど、それとは関係ないのかな?

 

今、子どもたちが通っている英語学校は

普段は普通の私立学校だ。

今は夏休みなのでサマーキャンプが開かれている。

 

その学校が夏休みで人が少ない間にということなのか

たまたまなのかわからないが

学校周辺の道路で道路工事が行われている。

 

ある部分をわりと広めに閉鎖して工事するようで

通りたい道が通れないことになる。

 

ある日、学校へ行こうとしたら「Road closed」の表示。

目的の場所に行くためには3つほど曲がるチャンスがあるのだが、

その全部がクローズされていた。

 

ナビを見て、通れそうな道を見つけてそこへ入ったが

それは森の中の舗装もされていないガタガタ道だった。

 

子どもが言った。

千と千尋の最初の道みたいやん!」

私「あかん!そしたら、お母ちゃん豚になるやん!!」

 

そんなこと言いながら、ドキドキしながら進んだ。

4WD車でよかったよと思った。

誰もすれ違うことなく不気味だったが

両側に家が見えてきた。

大丈夫らしい。

 

無事に学校まで到着。

 

次の日、また千と千尋の道を進んだ。

そのお迎えの時、道を抜けて最後、あと少しで着くのに

そこがクローズされていた。

お巡りさんが立っていたので、車を停めてから近づいて聞いてみた。

 

「あの学校に行きたいんです」

「ここは閉めてるから、2号線を回って」

 

2号線は高速道路。そんな回らなあかん??

 

「2号ですか?」

「そう、2号」

「わかりました。ありがとう」

 

どういったらいいんかようわからんし、困るな・・・と

トボトボと車に向かって歩いているとお巡りさんの声がした。

 

「もしかして、サマーキャンプのお迎えかい?」

「そう!そうなんです!」

「じゃあ、いいよ。通って」

 

心で叫んだ。「いいんかい!!」

 

お巡りさんが向こうから来ている車を止めてくれたので

あわてて車に乗り込み、サンキューを言って通り過ぎた。

なぜか私の後ろからもう一台。

この人、ラッキーだな。。

 

それから毎日、ちょっとずつ違うところがクローズされていて

毎日困っている。

他の車もうろうろしている様子で、みんな困ってるんだろうな。

 

夫は駅までバスで通っていて、同じ道を使っているが

バスの運転手さんも毎日キョロキョロしているらしい。

 

でも、アメリカではこれが普通なんだろうな。

頑張って乗り切るしかない。

 

今朝は久しぶりに最短距離で学校まで送迎できた。

近いって楽だ。

 


人気ブログランキング

 

プロバイダーに電話

さて、今日は朝からオフィスに行く予定だったが

子どもたちを英語学校に送った後の買い物が少々長引いて

予定より遅れて到着。

 

昨日の姉さん、Jというが、彼女が言っていた

「私はあなたがプロバイダーに電話するのをヘルプする」というのは

代わりに電話をかけてくれるということだった。

助かる・・・。

 

昨日、受付の兄さんがチラとしか見なかった、事の顛末を書いた紙を持ってきていたので

それをJに見せた。

 

「私は英語が話せないので、紙に書いてきたんです」

「すごいわ。これ、よくわかる。それにしてもひどいわね。1週間に3回切れるって」

「わかってくれてありがとう。プロバイダーは今日来てくれるでしょうか?」

「わからないけど、やってみる」

 

しかし、電話番号がわからない様子。

ネットで調べてみたら、検索候補に出てきたのは

「どうやったらプロバイダーの生きている人間と話せますか」というもの。

ご近所の方に、電話番号がわかりにくいところに書いてあるうえに

なかなかつながらないし、来てもくれないと聞いていたけどこういうことか。。

後で夫に聞いたが、自動応答ばかりなので

「生きている」人間と話すのはなかなか難しいだろうということだった。

 

とにかくJは頑張ってくれた。

少々お待ちくださいというのが20分近くかかったりしたけど

その間もずっと一緒に待ってくれて、電話で話してくれた。

 

アメリカの人は仕事しないと思っていたけど

こんなに一生懸命やってくれてとてもうれしかった。

 

「私はこの国では口もきけない、耳も聞こえないのと同然です」というと

「ああ、そうかもしれないわね。でも、だんだん上手になるわよ」と励ましてくれた。

 

私「特に電話は聞くのが難しいんです」

J「そうね。私もそうよ。ばばばばばって話されると、あなたが言ってることわからないって言うわ」

 

いろいろ時間がかかった。

何度も電話の相手が変わって、Jは私の電話番号を4回は言ったと思う。

結局訪問予定は当初と同じあさっての水曜日となった。

Jは私にごめんねと言ったけど、頑張ってくれたのがわかっていたから

とにかく感謝の気持ちしかなかった。

 

インターネットが使えないので、子どもたちは本を読んでいる。

それはそれでいいかもしれない。

ほんの20数年前はインターネットなんてなかったんだよね。

あのころ、夏休み、友達がいないとき、何していたんだろう?

 


人気ブログランキング