レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

7月3日月曜日の夕方にキャンプから帰ってきた。

その日はレキシントンで花火があった。

見に行くかどうか、子どもたちに聞いてみたが

キャンプ場で見たからもういいとのこと。

 

花火の大好きな私はちょっと残念。

 

でもこっちは夜がいつまでも明るいので

花火が始まるのも21時30分の予定。

起きているのもしんどいか。

 

さて、21時過ぎたころ、

遠くで花火の音が聞こえてきた。

レキシントン以外の町でもあげているのかなあ。

ちらりとでも見えないかなあ・・・

と窓の外をのぞいていると

小さな光が移動していた。

すっと消えて、また光る。

 

蛍だ!

 

同じアパートのお友達に聞きたいことがあって

メッセージをやり取りしていたのだが

ついでに蛍のことを聞いてみると

誰も知らなかった。

 

すぐさま一人見に来て、びっくりしていた。

 

庭先の植え込みのあたりを光りながら飛んでいく蛍は

10匹どころではなかっただろう。

キャンプ場よりよっぽどおるわ。

しかし、水がないのに、どこから来るのか??

 

別の日に、アパートの敷地内をぐるぐるしてみたけど

結局蛍がいたのはうちの前から3部屋くらいの間だけだった。

不思議。

 

後で調べてみると

蛍には水棲と陸棲があって

日本の蛍は水棲だけど

逆に日本以外では陸棲がほとんどなんだとか。

そういえば、久米島で見た蛍も陸棲だったかも。。

 

アパートの住人でときどき挨拶する女性がいる。

その人に、蛍がいるよと教えてあげた。

後日、「この前は蛍のこと教えてくれてありがとう」って言われた。

「あれから毎日楽しく見ているわ」と。

 

「私、ここに9年住んでいるんだけど、蛍がいるって初めて知ったわ」とのこと。

日本人ほど蛍に興味ないのかもしれない。

 

しかし、ここのアパート、庭先に蛍が飛んでいるというのはいいもんだな。

 


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