レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

友達になる人

今のアパートは日本人が住んでいるので

子ども同士はもちろん、親も仲良くしてもらってる。

子どもは同級生でなくても一緒に遊んだりする。

みんないい子で意地悪したりされたりということもないと思う。

 

自分が子供のころのことを考えてみた。

小学校は1学年5クラスだった。

中学校は1学年10クラス。ついに知らないままの人もいた。

高校の時は1学年12クラスだったかなあ。もう覚えてないけど10以上はあった。

とにかく、ものすごくたくさんの同級生がいて

その人たち全員と知り合いになったわけではないけど

同じクラスになったり、同じクラブになったりして

気の合う人を見つけていったんだろうな。

 

それと比べて、今の息子たちの状況。

外国人でも仲良くなる子もいるけど

やっぱり日本人と一緒にいることが多い。

それは言葉に気を使わなくて済むからだと言っていた。

そしてそれはすでにELLを卒業している子もそう言っていた。

 

今の友達、いい子たちだけど

もしも何百人といる同級生がいたとしても友達になっただろうか?

次男は学校に日本人の仲良しの子がいないので

長男に聞いてみた。

 

「うーん、それはどうかわからん」とのこと。

「でも、一番仲がいいというわけではないかもしれんな」とも。

 

確かに今までの長男の友達にはいなかったタイプの子もいる。

でもそれで嫌々付き合っているわけではなく、機嫌よくやっている。

長男はもともと誰とでも仲良くできるタイプなので

そのあたりのストライクゾーンと言うか、許容範囲は広いほうなのかもしれない。

 

ここに来て、数少ない日本人と出会って、今までは友達にならなかったタイプの子と

友達になれたのだとも考えられる。

 

どっちがいいとか悪いとか言えることではない。

ただ、友達に恵まれたという事実に感謝するだけだ。

 

 


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