レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

公立学校1

うちの子どもたちはレキシントンの公立学校に行っている。

学校は選べない。住んでいる場所で決まる。

このアパートは住んでいる人が多いので

小学校は一番近所の学校から受け入れできないと言われたらしく

ちょっと離れた学校に行っていた。

それでもやっぱり入れなくなってきたらしく

一番最近の人たちは近所の学校になったらしい。

 

そういえば、次男が編入した時に

1クラスに何人いるのか聞いたら

「25人。あなたが最後の一人よ」と言われたんだった。

 

レキシントンは学校のレベルが高く

それを求めてやってくる人も多いという。

うちもそうだった。

別の市と最後まで迷って、こっちに決めたんだった。

でも、英語が満足にわからない人にとって

学校のレベルの少々の違いは関係ないと思っている。

だから最後の決め手はアパートの芝生広場だったんだけどね。

 

実際、このあたりの学校で普通の成績を取れば

アメリカ全体ではかなり優秀ということになるとこちらに住んでいる人に聞いた。

しかしまたその一方で、大学進学を考えた時に

ここの高校で普通の成績をとるよりも、

別の市の学校で上位に入っているほうが有利になるという話も聞いた。

 

私たちは永住するわけではない。

あくまでも企業の赴任者とその家族であり、

いつかは日本に帰る人たちである。

 

住む場所と学校は誰もがこだわりたいところだが

どこまでこだわればいいのか、それはわからない。

 

ところで次男の通っていた小学校には

日本人の先生がいて、ほんの2か月足らずであったが

親子ともども非常にお世話になった。

特に次男は同じ学年にELLを受ける子がいなかったのか

先生のクラスがマンツーマンで受けられ

ものすごくラッキーだったと思う。

 

その先生を目当てにこの学校に入ろうと

住む場所を決める人もいるようだが

先生は次男のミドルスクール入学と同時に別の小学校に異動した。

 

私たちはそんなこと知らずに来たので

「ラッキー!」でよかったけど

それを目当てに住所を決めても、先生は異動するものなので

思った通りにならないこともあるだろう。

1年しかいないなど、短期の人はそれでもいいかもしれないが。

 

先生は日本人でなくても子どもはちゃんと英語を覚えていく。

イギリスにいた時の長男がそうだった。

町の幼児英語教室レベルから、ファミリーパブで注文したり、

スーパーで欲しいものがどこにあるか聞いたりできるほどになっていた。

 

子どもの性格にもよるけど、学年が低ければ低いほど

あまり気にしなくていいのかなと思う。

 

 


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