レキシントンの片隅で

アメリカ、マサチューセッツ州レキシントンのはじっこに住んでいます。

ルービックキューブ

なぜか家にルービックキューブがあった。

買ったのか、もらったのかも思い出せない。

引越しの時に、捨てるのもなんだかな・・と思い、持ってきた。

 

私が小学3年生の時の担任の先生は

ルービックキューブを6面そろえられる人だった。

ルービックキューブ発売間もないころだったと思う。

子どもたちは学校に持ってきては

先生に6面そろえてもらっていた。

 

先生は「6面できなくても、自分で何とかしようと思う人がエライんだ」という話をした。

それはそうなんだけど、私の周りには先生以外で6面そろえられる人はいなかった。

ルービックキューブを6面完成できる人は、すごく頭のいい人なんだと思っていた。

 

ところが次男のクラスには3人もルービックキューブを6面完成できる子がいる。

こんな身近に3人も!!!

一人は両親が中国人、一人は両親がインド人、もう一人は不明。北欧から来たらしい。

中国人のお母さんは「Youtubeで見て覚えたのよ。あなたの息子もできるよ」と言っていた。

でも私は誰でもできるというのはちょっと疑っている。

 

1年くらい前のこと、私は何を思ったか突然ルービックキューブが気になり

ネットで方法を検索してみた。

すると、解法が出てくる出てくる。

その中の一つを選び、解説通りに回してみた。

その結果、6面完成した。

 

まさにそのルービックキューブを持ってきたわけだが

なぜか次男が解説を見ながら挑戦しても、どうしてもできない。

私がやってみたが、それでもできない。

おかしいなあ・・・

色の配置もおかしいし、違うの持ってきちゃったかなあと思っていた。

 

ところが同じアパートに住む、次男の友達に渡してみたところ

3分とかからず完成したらしい。

確かに色はおかしいと言っていたようだが、ちゃんとできていた。

うちのルービックキューブはすごくかたいので

「指が死ぬ~」と言いながら、それでも3分とかからず。

たいしたもんだ。

そしてやっぱり、誰でもできるわけじゃないんじゃないか?

 

中国人の彼は、4×4、5×5もできちゃうそうだ。

すごい。

ちなみに彼の将来の夢は数学者。

別の二人の子は、爬虫類学者と「たくさんの発見をする人」。

次男の将来の夢はサッカー選手。

まるで間違い探しのようではないか!

 

賢い友達に恵まれて、次男は幸せである。

 


人気ブログランキング